育児休業中に退職した場合の育児休業給付金

Last Updated on 2020年12月10日 by よも

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職場復帰が前提

育児休業給付金は継続した就労を望んでいる人に対して設けられた制度なので、退社を決めている人は受給できません。

退職するつもりがあるのに受給すると、不正受給にあたるおそれがあります。その場合は、全額返還を求められるかもしれません。

復職の予定で育児休業に入ったけれども、子どもの病気や自分の体調悪化などの事情で、退職することになったときは、育児休業給付金は打ち切りになりますが、既に受給した給付金については、原則として返金を求められることはありません。

支給停止のタイミング

育児休業中に退職した場合は、

育児休業給付金は、退職日の属する支給単位期間は支給されず、退職日の属する支給単位期間の一つ前の支給対象期間まで支給されるという扱いになります。

支給単位期間とは、育児休業開始日から1ヶ月ごとに区切られた期間です。

例えば、育児休業開始日が4月10日であれば、10日から翌月9日までが支給単位期間です。

したがって、

休業開始日が4月10日で、7月31日に退職したのであれば

退職日の属する支給単位期間は、7月10日から8月9日になり、この支給単位期間の分は育児休業給付金は支給されません。

この場合の最後の支給対象期間は、6月10日から7月9日までになります。

なお、退職日が支給単位期間の末日の場合は退職日が含まれる支給単位期間まで支給されます。

なお、妊娠、出産、育児、結婚により引越しせざるを得ない場合などの正当な理由によって自己都合退職し、特定理由離職者になった人は、求職者給付の基本手当の支給が一般の離職者より有利になります。

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