カテゴリー
年中行事

端午の節句

Last Updated on 2020年7月26日 by よも

トップページ年中行事について>このページ

端午の節句とは

端午の節句(たんごのせっく)は、古くから行われている行事です。

古い時代には、端午の節句の日に、薬草摘みをしたり、菖蒲やよもぎを飾ったり、菖蒲を浸した酒を飲んだりしていたそうです。

端午の節句は、菖蒲を用いる事から菖蒲の節句とも呼ばれています。

また、菖蒲(しょうぶ)が尚武(しょうぶ)に通ずるために、武家によろこばれ、端午の節句が盛んになりました。

鯉のぼりも江戸時代から行われるようになりました。鯉は威勢のいい魚なので、子供が元気に育つようにという親の願いが、鯉のぼりにこめられています。

初節句

初節句とは、産まれて初めて迎える節句のことを指し、赤ちゃんが健やかに成長するように願う行事です。女の子のひな祭りと同様に、男の子が最初に迎える端午の節句を初節句として祝います。

初節句には父方の実家から鯉のぼりや武者人形を贈る習わしがありましたが、近年は住宅事情や生活習慣の変化から鯉のぼりを掲げる家が少なくなりました。習わしにこだわらず、子供の成長を家族で祝うのがよいでしょう。

また、端午の節句は男の子のお祝いでしたが、昭和24年に5月5日が子どもの日として祝日になってから、必ずしも男の子に限らず、子どもの成長を願うお祝いの日になりました。

祝い方

この日は、菖蒲の花を家の軒に飾ったり、風呂に菖蒲をいれた菖蒲湯に入るならわしがあります。

庭に鯉のぼりを立て、部屋に武者人形を飾る家もあります。

食べ物としては柏餅とちまきが定番です。

枕草子

千年前に生きた清少納言が端午の節句について書いています。

枕草子三九 節は五月にしく月はなし。菖蒲、蓬などのかをりあひたる、いみじうをかし。(節句の中でも端午の節句に及ぶ月はない。しょうぶやよもぎなどが香っているのは、本当によいものだ)

枕草子二二四 五月四日の夕つかた、青き草おほくいとうるはしく切りて、左右になひて、赤衣来たる男の行くこそをかしけれ。(五月四日の夕方に、青い草(菖蒲やよもぎ)を綺麗に切りそろえて、赤い衣を着た男が両肩にかついで歩いているのは風情がある)