Last Updated on 2019年11月19日 by よも
労災保険から葬祭料が支給される
労災保険の葬祭料(葬祭給付)は、労働者が業務上または通勤途中に死亡した場合に、遺族に支給されます。
業務上の場合は葬祭料、通勤時の場合は葬祭給付です。
葬祭料(葬祭給付)の支給対象となる方は通常は遺族ですが、遺族以外の人が葬儀を行う場合はその人に支給されます。
なお、葬祭を執り行う遺族がなく、死亡労働者の会社において葬祭を行った場合は、葬祭料(葬祭給付)はその会社に対して支給されます。
給付額
葬祭料(葬祭給付)は次のうち、高いほうが支給されます。
1.315,000円+給付基礎日額の30日分
2.給付基礎日額の60日分
請求の手続き
労働基準監督署に、様式第16号「葬祭料請求書」又は様式第16号の10「葬祭給付請求書」を提出します。
関連記事:健康保険の埋葬料