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雇用保険

高年齢求職者給付金

Last Updated on 2019年11月20日 by よも

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65歳以上の人が受給できる給付金

雇用保険には65歳という節目があります。65歳以上の人は「高年齢被保険者」という区分になります。

高年齢被保険者には基本手当が支給されません。その代りに、高年齢求職者給付金という一時金が支給されます。

65歳になる前に離職すれば、離職時点で一般被保険者なので、普通の被保険者として扱われ、基本手当を受給できます。

「基本手当と高年齢求職者給付金だとどれだけ違うの?」

「20年以上勤務して65歳直前で退職すると給付日数は150日になるんだね。もし、基本手当の給付日額が5千円だとするとトータル75万円になるね。これに対して、高年齢求職者給金は一時金として50日分だから25万円だ。違いは大きいよ」

(基本手当日額の50日分というのは被保険者期間が1年以上の場合です。1年未満の場合は、基本手当日額の30日分となります。)

「じゃ、65歳になる前に退職した方が得なんだね」

「う〜ん、雇用保険の給付額だけ見ればそうだけど・・・・。65歳を過ぎても働かせてもらえるなら、働き続けた方が生涯所得は上回るでしょ。今言った損得は、65歳の直前か直後かという話しだから・・・・。それと、基本手当を受給したとしても、さっきの150日というのは最大にもらってということで、受給期間中に再就職が決まったりするとそこで基本手当は打ち切りになるよね。その辺りも考えないと」

「高年齢求職者給付金は一度もらえばもうもらえないの?」

「いや、一度もらったとしても、その後再就職して再度受給資格を得ればまたもらうことができる。受給資格を得て離職することを繰り返せば、理屈の上では何度でももらうことができるよ」

「高年齢被保険者が受け取れるのは高年齢求職者給付金だけなの?」

「介護休業給付金、それに教育訓練給付金も支給対象だよ。めったにいないと思うけれど子供を育てることになれば育児休業給付金の支給も受けられるよ」

なお、現行は64歳以降の人からは雇用保険料の徴収はありませんが、平成32年4月1日から徴収されることになる予定です。