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給付基礎日額

Last Updated on 2019年11月19日 by よも

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給付基礎日額とは

給付基礎日額とは、一定の算定方法で労働者の賃金を算出したもので、労災保険の現金給付の基礎になる額のことです。

給付基礎日額の原則的計算方法は、被災の日より以前3ヶ月間に、その労働者に支払われた賃金の総額を、その期間の総日数で割った金額です。

給付基礎日額は、原則として労働基準法の平均賃金に相当する額です。

給付基礎日額を計算した結果、1円未満の端数が生じたときは、これを1円に切り上げます。

給付基礎日額の算出

次の点に注意が必要です。

給付基礎日額における賃金

賃金の総額から次のものを控除します

□ 臨時に支払われた賃金
□ 3ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金
□ 法令や労働協約に基づいて支払われるもの以外の現物給付

給付基礎日額における総日数

総日数は休日も含めた暦日で、総労働日数ではありません。

次の日数は控除します。

□ 業務上の負傷、疾病による療養のための休業期間
□ 産前産後の休業期間
□ 使用者の責めに帰すべき事由による休業期間
□ 育児休業期間、介護休業期間
□ 試用期間

算出方法の例外

次の場合は労働基準監督署長が算定した額が給付基礎日額となります。

□ 算定期間中に私傷病による療養のために会社を休んだ場合
□ じん肺患者の場合
□ 1年を通して船員として使用される者
□ 平均賃金に相当する額を給付基礎日額とすることが適当でない

その他の制度との関係

労災保険の給付関係は、給付基礎日額を使いますが、 雇用保険の基本手当は「賃金日額」、健康保険の傷病手当金・出産手当金は「標準報酬日額」を使います。制度によって給付の基礎額が異なることにも注意が必要です。