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基準傷病請求(初めて2級の請求)

Last Updated on 2019年11月29日 by よも

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基準傷病請求とは

基準傷病請求とは、3級または3級より軽い障害状態にある人が、別の傷害でも障害状態になり、この2つ以上の障害を併せて、初めて障害等級2級以上に該当するに至ったときにする障害年金請求のことです。

基準傷病とは、新たに発した当該傷病をいいます。初めて障害等級2級以上に該当するときに請求するので「初めて2級の請求」ともいいます。

「初めて」が条件なので、前に2級または1級の認定を受けて、その後3級以下に下がっていた場合は該当しません。

複数の障害があっても、それが同一の傷病によるものであれば、初診日が同じなので前発後発に分かれず、基準傷病請求を使えません。その場合は、基準傷病請求ではなく、障害障害日認定または事後重症請求にします。複数の障害については認定併合・総合認定が行われます。

支給される障害年金

前発の障害については、加入要件と保険料納付要件は問われません。

後発の障害の初診日において加入要件と保険料納付要件を満たす必要があります。後発の障害の初診日に加入していた年金制度から支給されます。

つまり、後発の障害の初診日が国民年金期間である場合は、前発の障害の初診日が厚生年金期間であっても、障害基礎年金のみが支給されます。

ですから、前発の障害で障害厚生年金3級を受給している場合は、併せて2級になったとしても、後発の障害の初診日が国民年金期間であれば、障害厚生年金3級は支給されず、障害基礎年金2級のみが支給されます。有利な方を選択するため、あえて基準傷病請求をしないこともあり得ます。

逆に、前発の初診日が国民年金のみの期間であっても、後発の初診日が厚生年金期間であれば、障害基礎年金2級と障害厚生年金2級の両方を受給できることになります。

請求時期

後発の初診日において被保険者であり、65歳に達する日の前日までに障害の程度が、1級または2級に該当する状態になっていれば。請求期限はなく、65歳以上になってからの請求も可能です。

ただし、遡及しての支給はなく、請求した月の翌月より支給となるので手続きは早いに越したことはありません。

繰上げ受給している場合

老齢基礎年金の支給繰り上げをしている受給権者は、基準傷病による障害基礎年金請求はできません。