葬儀の手配をする

Last Updated on 2020年12月13日 by よも

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遺体の安置場所を決める

ほとんどの人は病院か介護施設で最期を迎えます。清拭などの処置が終わると、遺体を搬送しなければなりません。

この場合、葬儀を任せる葬儀社が決まっていなくても、病院と提携する葬儀社に遺体の搬送だけをしてもらうことができます。

ただし、葬儀は別な葬儀社に依頼したいと考えているのであれば、搬送のみの依頼であることを事前に、明確に伝えておかなければなりません。曖昧にしていると、搬送した葬儀社がどんどん話しを先に進めてしまうことがあります。

さて、遺体の搬送先で多いのは自宅です。故人をいったん家に帰してやりたいということもあり、遺族にとっても、自宅で落ち着いて今後打合せを行うことができ、安置についての費用もかからないからです。

最近は、住宅事情や近隣への気遣いから自宅ではなく、葬儀社が運営する葬儀場の霊安室に安置することも多くなりました。

遺体を自宅以外に安置するのであれば、安置する施設のある葬儀場等を早急に決めなければなりません。心当たりがある場合はすぐに連絡をとりましょう。よく分からない場合は、それらの手配をしてくれる葬儀社を早急に決める必要があります。

喪主を決める

まず喪主を決める必要があります。喪主というのは葬儀の主催者です。喪主の生で死亡の通知を出し、葬儀においては主催者としての務めをはたします。さまざまな費用についての責任者でもあります。

故人の配偶者が喪主をつとめるのが一般的ですが、長男がつとめる場合もあります。故人が独身であれば親がつとめます。ただし、喪主の決め方について法的・宗教的な制限はないので、誰が喪主になっても構いません。

世話役を決める

喪主は、弔問客の応対などで雑事に手が回らないのが普通です。また、経験が少なくて葬儀の進め方が分からない喪主もいます。

そこで、親せきや知人のなかから、周りに信望があり、かつ葬儀について手慣れている人に世話役をお願いするのが一般的です。世話役は喪主の意向を聞きながら、葬儀の進行や事務的なことを処理します。

関連記事:葬儀の世話役の役割

葬儀社を決める

世話役の次は葬儀社を決めます。できれば事前に決めておけばスムーズですが、亡くなってからでも充分に間に合います。場所や評判を考慮して選定し、できるだけ早く連絡をとりましょう。

互助会に加入していることがあります。せっかくの積み立てを無駄にしないように確認しましょう。

葬儀社の仕事はマニュアル化されています。まずは通夜、火葬、葬式の費用を見積もってくれます。担当者は持参したパンフレットや価格表にもとづいて、このお棺を選べばいくら、この霊柩車を使えばいくら、この祭壇にすればいくらと示してくれます。

喪主側は価格をみて選択していけば見積もりが完成します。最近は、予算別に組まれたセットプランもあります。何種類かの価格の異なるプランのなかから一つを選ぶだけでよいのです。

葬儀社から値段の話しが出ないときは警戒するべきでしょう。その場の雰囲気に流されずに、値段をはっきりさせるのが先決です。値段を決めれなければ準備を先に進めないくらいの気持ちが必要です。

どのプランを選ぶかの基準は、世間体と予算です。あまり世間体を気にしなければ安い方がよいに決まっています。安い方を選ぶと「見劣りがする」とアドバイスされることもありますが、安いといっても飾りが豪華かどうかの違いであって、ひどい扱いを受けるわけではありません。

通夜葬式の会場は、会場を持っている葬儀社に依頼すれば簡単です。そうでなければ、探さなければなりません。

香典返しもいくつかのサンプルの中から決めると、葬儀社が手配してくれます。余った場合は返品できることが多いのですが、こういうことも事前に確認しておくべきです。

菩提寺との打ち合わせ

仏教の場合、菩提寺があれば連絡します。

悩むのがお布施です。お布施は葬儀社と違って価格表がないのがやっかいです。葬儀社は相場を知っていても僧侶に遠慮してなかなか教えてくれません。直接僧侶に聞くしかないのですが、はっきり言う人とそうでない人がいます。要は、お布施というものは支払い能力がある人は多く出すという不文律があり、僧侶の方は相手の支払い能力を探っているのです。最近はアマゾンで僧侶の派遣をしてくれるそうで、明朗会計のようですが。

また、お経は一人で唱えるより複数で唱える方が荘重さが増すものですから僧侶のほうは複数にしたがります。二人頼むとお布施は2倍になり、三人頼むと3倍になります。断りにくいものですが、予算にゆとりがなければはっきりとした意思表示が必要です。

関係先への連絡

勤務先、所属団体、知人友人、近隣への連絡をします。