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国民年金

国民年金の被保険者の種類

Last Updated on 2020年6月9日 by よも

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国民年金の被保険者は4種類

国民年金は20歳になれば誰もが入らなければならない公的年金制度です。国民年金の被保険者は、第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者、任意加入被保険者の4種類があります。

この種別によって国民年金保険料の支払い方が違います。

第1号被保険者とは

無職の人、個人商店経営や農業などの自営業の人で、20歳から60歳までの人は国民年金の第1号被保険者になります。

20歳になれば学生も第1号被保険者です。

20歳になれば、自動的に被保険者になり、市区町村役場から保険料の納付書が送られてきます。期日までに納付しなければなりません。ですから、国民年金に加入していない人はいません。加入していないのではなく、払っていないだけです。

学生であっても20歳になれば第1号被保険者です。

第1号被保険者が負担すべき保険料は、令和2年度(令和2年4月~令和3年3月まで)は月額16,540円です。国民年金の保険料は、毎年度見直しがおこなわれます。

保険料は、毎月払い、半年払い、1年払い、2年払いがあり、現金、口座振替、クレジットカードで支払うことができます。

納付しないと、将来の老齢基礎年金が減少するだけでなく、障害基礎年金や遺族基礎年金の対象にもならなくなってしまいます。

経済的事情などで納付できない人は、必ず、免除や猶予の手続きをしておく必要があります。この手続きをしておくと、未納中であっても、いざというとき年金を受給することができます。

国民年金保険料の減免制度

第1号被保険者は、将来の年金額が、年金だけで生活費をまかなうには不足であることも頭に入れておかなければなりません。20歳から60歳まで480月すべて払っても、65歳からもらえる老齢基礎年金は月に6万5千円ほど(令和2年度)です。

第2号被保険者とは

「給料から厚生年金保険料をとられているから、国民年金は関係ないよ」と思っていませんか?

それは違います。

会社員などで厚生年金保険料を払っている人は、20歳から60歳までの間は国民年金保険料を払っているものとして扱われます。

この期間は、国民年金の第2号被保険者です。直接払っているわけではありません。厚生年金の制度から国民年金の制度に負担金が支払われています。

いろいろな手続きは厚生年金に対して行い、国民年金に対して手続きすることはないので、普段は国民年金の被保険者だと意識することはありませんが、厚生年金と国民年金の二つの制度に加入していることになります。

二つの年金制度に加入していることになるので、将来の老齢年金は、老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方が受け取れます。老齢基礎年金は満額の場合で月に6万5千円ほど(平成30年度)、これに加えて老齢厚生年金は、現役時代の給料にもよりますが、平均して11万円ほどだといわれています。あわせて、約17万円位になる勘定です。

厚生年金保険料は給与天引きなので、会社が不正やミスをしない限り未納の心配がありません。

第3号被保険者とは

第2号被保険者の配偶者のことです。いわゆる主婦です。配偶者が第2号被保険者であれば、第3号被保険者として国民年金の被保険者になります。

厚生年金の保険料は、配偶者がいてもいなくても同じです。つまり、第3号被保険者の分の保険料はありません。それでいて、第1号被保険者と同じ額の老齢基礎年金を受け取ることができるので、大変お得な制度です。

第3号被保険者にも2020年4月から国内居住要件があります。健康保険の被扶養者の条件と同じです。

健康保険の被扶養者

任意加入被保険者とは

国民年金は20歳から60歳までの人が加入する制度です。60歳になれば国民年金保険料を支払う必要がなくなります。

ただし、60歳になったとき、40歳から60歳までの間に未納期間がある人は、期間を延長して納付できます。その制度を任意加入といいます。

市区町村役場で「任意加入」の手続きが必要です。

この制度は、65歳になると支払いができなくなりますが、65歳になったときに、国民年金の加入期間が10年に満たない(老齢基礎年金は納付期間等が10年ないと受給できません)ときは、特例任意加入という制度で、最長で70歳まで保険料の支払いができます。

上記の方法によっても10年の納付期間等を満たせない場合は、70歳以降に厚生年金のある会社で働くことができれば、厚生年金の高齢任意加入の制度に入ることができるので納付期間を増やすことができます。