カテゴリー
離婚

調停離婚について

Last Updated on 2020年8月26日 by よも

トップページ離婚したいと思ったら>このページ

調停離婚とは

離婚したいが相手が応じないとき、親権の問題、養育費の取り決め、慰謝料の請求、財産分与などの離婚の条件に納得できないとき、当事者の話し合いが前に進まないときは調停が一つの方法です。

調停は裁判ではありませんが、家庭裁判所に申し出をします。

調停は裁判ではなく調停委員が関与する話し合いです。

家庭裁判所に所属している調停委員が、双方の話しを聞き、調整をおこないながら解決を目指します。

1度で話しがまとまることはあまりありません。複雑なケースほど時間がかかります。

話し合いがまとまらなければ、調停は強制することはできないので、調停不調と言って、調停を終わることになります。

調停の場で納得して書類が作成されてしまえば、後から覆すことはできません。

調停委員の意見は強制ではないのですが、裁判所という場所で行われるので、圧迫を感じて納得しないまま不本意な調停を受け入れる場合もあるといいます。

主張することに自信がない人は、ひとりで調停にのぞまず、弁護士に依頼する方が良いかもしれません。

調停の進め方

家庭裁判所へ調停の申し立てを行う

「夫婦関係調整調停申立書」に必要事項を記入して、住所地の家庭裁判所または夫婦が合意して決めた家庭裁判所に提出します。

調停期日呼出状が送られてくる

夫婦関係調整調停申立書が提出されると裁判所で調停の日程を決めて、調停の申立てした人とその配偶者に「調停期日呼出状」が送られてきます。調停期日とは、調停をする日という意味です。

初回の調停がある

家事審判官(裁判官)1名と調停委員(2名)が、調停を行います。調停委員は一般の市民から選ばれた人で、様々な職業の人がやっています。夫婦は別々の部屋に通され、まずは申立人、次に相手方、最後にもう一度申立人の順で話を聞かれます。調停の場では夫婦が直接言い合う場面はありません。

2回目以降の調停

調停は月1回くらいのペースで進みます。引き続きそれぞれの意見を聞き、争点を整理しながら解決を促します。1回終わるごとに次回の調停日を決めます。

調停委員が一方的で嫌な思いをしたという話しを聞くことがあります。調停委員は裁判所にいますが法律家ではなく、どちらかというと一般人に近い人から選ばれています。なので個人差もあると思われます。ですが、いきなり裁判ではなくまず調停でというルールがあります。気持ちを落ち着けて実際にあった事実と自分の考えを伝えましょう。

調停の成立

調停の場でお互いが離婚条件について合意し、調停委員が調停による離婚問題の解決を承認した場合、調停が成立します。

合意内容に基づいて「調停調書」が作成され、調停は終了します。

調停成立後10日以内に調停調書と離婚届を市区町村役場へ提出します。

調停が成立すれば、その後の不服は聞き入れられません。再度、調停を行うことは不可能です。

調停の不調

調停を重ねても歩み寄りがみられず、裁判所が、これ以上調停を続けても解決は望めないと判断した場合、調停は終わります。調停の不調といいます。平均的には3ヶ月~6ヶ月程度は続けます。

申し立ての取り下げ

申立人は、いつでも調停を取り下げることができます。相手の同意が得られれば取り下げが認められ調停は終了します。

調停の費用

家庭裁判所に払う費用はあまりありません。収入印紙1200円、書面を郵送する際の切手代くらいのものです。

ただし、弁護士や司法書士に依頼する場合は別途費用がかかります。

審判離婚

調停離婚が成立しない場合、家庭裁判所の判断で審判をおこなうことがあります。審判に不服がある場合は2週間以内に裁判に移らなければなりません。ただ、審判離婚は一般的ではありません。