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健康保険の移送費

Last Updated on 2019年11月19日 by よも

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移送費とは

病気やケガの治療のため、または入院や転院しなければならないとき、歩行することが著しく困難であると医師が認めれば、自動車などを利用したときの費用が「移送費」として支給されます。

移送費支給の条件

移送費は、次のいずれにも該当する場合に支給されます。

1、移送の目的である療養が、保険診察として適切であること。
2、患者が、療養の原因である病気やけがにより移動が困難であること。
3、緊急・その他、やむを得ないこと。

具体的には、
1.負傷した患者が災害現場等から医療機関に緊急に移送された場合。
2.離島等で病院にかかり、又は負傷し、その症状が重篤であり、かつ、傷病が発生した場所の付近の医療施設では必要な医療が不可能であるか又は著しく困難であるため、必要な医療の提供を受けられる最寄りの医療機関に移送された場合。
3.移動困難な患者であって、患者の症状からみて、当該医療機関の設備等では十分な診療ができず、医師の指示により緊急に転院した場合

などです。

上記のように重篤な状態のときは、救急車の利用が一般的だと思われますが、救急車が使えない場合や、救急車の利用が適当でないと医師が判断したときは移送費の対象になります。

あくまでも医師の判断が必要です。自己都合による転院は(重傷であっても)移送費の対象とはなりません。

上記のように使える条件が厳しいので、移送費として請求できるケースは、あまり無いのが実態です。

移送費の額と申請

移送費の額は、最も経済的な通常の経路及び方法により移送された場合の旅費に基づいて算定した額の範囲で支給されます。つまり、協会けんぽなどの保険者が妥当と認める金額が支給されます。実際にかかった費用が全て支給されるとは限りません。

移送費の支給を受けるには、「健康保険被保険者家族移送費支給申請書」を事後速やかに協会けんぽ支部に提出します。移送に関する医師又は歯科医師の意見書、領収明細書の添付が必要です。