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安全と衛生

安全衛生推進者と衛生推進者

Last Updated on 2020年7月31日 by よも

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安全衛生推進者と衛生推進者の業務

安全衛生推進者

労働者の危険又は健康障害を防止するための措置に関すること。
労働者の安全又は衛生のための教育の実施に関すること。
健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関すること。
労働災害の原因の調査及び再発防止対策に関すること。
安全衛生に関する方針の表明に関すること。
危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること。
安全衛生に関する計画の作成、実施、評価及び改善に関すること。

衛生推進者

安全衛生推進者の業務のうち衛生に係る業務

安全衛生推進者又は衛生推進者の具体的な職務

施設、設備等(安全装置、労働衛生関係設備、保護具等を含む。)の点検及び使用状況の確認並びにこれらの結果に基づく必要な措置に関すること。

作業環境の点検(作業環境測定を含む。)及び作業方法の点検並びにこれらの結果に基づく必要な措置に関すること。

健康診断及び健康の保持増進のための措置に関すること。

安全衛生教育に関すること。

異常な事態における応急措置に関すること。

労働災害の原因の調査及び再発防止対策に関すること。

安全衛生情報の収集及び労働災害、疾病・休業等の統計に関すること。

関係行政機関に対する安全衛生に係る各種報告、届出等に関すること。

安全衛生推進者又は衛生推進者は、安全管理者又は衛生管理者が安全衛生業務の技術的事項を管理する者であるのに対して、安全衛生業務について権限と責任を有する者の指揮を受けて当該業務を担当する者であることとされています。

安全衛生推進者の選任

安全衛生推進者又は衛生推進者を選任しなければならない事業場は、常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場とされています。

常時50人以上であれば安全管理者と衛生管理者の選任が必要です。

次の業種については安全衛生推進者、それ以外の業種については衛生推進者を選任します。

林業、鉱業、建設業、運送業、清掃業、製造業(物の加工業を含む。)、電気業、ガス業、熱供給業、水道業、通信業、各種商品卸売業、家具・建具・じゅう器等卸売業、各種商品小売業、家具・建具・じゅう器小売業、燃料小売業、旅館業、ゴルフ場業、自動車整備業、機械修理業 安全衛生推進者

安全衛生推進者又は衛生推進者の資格

安全衛生推進者又は衛生推進者はそれぞれの業務を担当するため必要な能力を有すると認められる者のうちから選任することとされており、必要な能力を有すると認められる者として、大学又は高等専門学校を卒業した者で、その後1年以上安全衛生の実務(衛生推進者にあっては衛生の実務)に従事した経験を有する者等とされています。

また、都道府県労働局長の登録を受けた者が実施する安全衛生推進者等養成講習を修了した者も安全衛生推進者又は衛生推進者の資格を得ます。この講習の受講には、学歴実務経験は不要です。

安全衛生推進者又は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければなりません。また、その事業場に専属の者を選任しなければならないので、他の事業場の者が兼務することはできません。

選任後の手続き

安全衛生推進者又は衛生推進者を選任したときは、氏名を作業場の見やすい箇所に掲示する等により関係労働者に周知させなければなりません。

なお、見やすい箇所に掲示する等の等について、当該安全衛生推進者等に腕章をつけさせる、特別の帽子を着用させる等の措置が含まれるものであることとされています。

安全衛生推進者又は衛生推進者を選任したときは、労働基準監督署長へ届け出する必要はありません。