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ハローワークに行く

Last Updated on 2019年12月1日 by よも

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ハローワークには本人が行かなければならない

求職活動の定番は職業安定所(ハローワーク)の利用です。ハローワークに行けば仕事を紹介してもらうことができます。特に基本手当の給付(雇用保険の失業給付の一つです)を受けようとする場合は、必ずハローワークを通して仕事を見つけなければなりません。

ハローワークに行くに際しては以下の点に注意が必要です。

まず、行くべきハローワークは、会社の近所のではなく、あなたの住所を管轄しているハローワークです。

そして、仕事を紹介してほしいときは本人が行かなければなりません。郵便で申し込むことはできません。書類を持っていくだけだからと家族や友人に頼んでもだめなのです。受けつけてくれません。

「じゃ、病気で入院してしまったらどうするの」

病気やケガで働けない状態であれば、ハローワークは仕事を紹介してくれません。なおってから来てください、ということになります。雇用保険の失業給付は、働く能力がある人に職業を紹介し、その間の生活を援助するものだからです。

では、今は働けない状態だから元気になってから申し込もうと、放置しておくのもリスキーです。

失業給付の基本手当の受給期間は1年しかありません。1年たつともらえなくなります。求職の手続きができない(しない)まま1年がすぎると、給付を受けないままに受給期間が終わってしまいます。

この場合は、手続きをすれば受給期間を延長することができます。この手続きは、本人でなくても代理のひとでもできます。郵送もできます。

受給期間の延長

ハローワークに持って行くもの

次のものを持っていきましょう。

・雇用保険被保険者離職票(会社が発行してくれます)
・雇用保険被保険者証(本人が持っているはずですが会社が保管していることもあります)
・本人確認ができる官公署の発行した写真付きのもの(運転免許証など)
・写真(たて3センチ×よこ2.5センチの上半身正面の物2枚)
印鑑
・本人名義の普通預金通帳

失業しているとは

基本手当を受給するには、失業していることが必要です。

失業給付を受けるための失業というのは、単に職が無いということではなく、就職しようという意思と能力があるのに仕事に就けない状態のことです。

「体調が悪いから失業給付をもらってすこし休養したい」「専業主婦になるけど、せっかく雇用保険をかけてきたから失業給付をもらいたい」「定年退職後はのんびりしたい。失業給付をもらって旅行でもするか」と言ってはアウトになります。就職する意思と能力があるかというところが、重要な受給条件なのです。

受給資格はあるか

雇用保険の給付を受け取るには、雇用保険の被保険者でなければなりません。保険ですから、当然と言えば当然。掛金を払っていなければ保険金がおりないということです。給料から雇用保険料が引かれている場合はまず問題ありません。

基本手当の受給資格

雇用保険料が引かれていない場合は、本当に被保険者になれないのか、二つの点から検討します。

「あなたは雇用されていますか?」これが第一点です。「YES」であれば、ほとんどの場合は被保険者です。例外もあります。個人経営で労働者が5人未満の農林水産業の事業所などです。ほとんどの事業所は、一人でも雇っていれば、雇用保険の加入手続が必要だからです。

次に、どのような条件で働いているかということになります。

以下の人は雇用保険に入れません。
1.65歳に達した日以後に雇用される人
2.所定労働時間が週20時間未満の人
3.雇用期間が31日未満の人(ただし、日雇保険というのがあります)
4.季節的に雇用される人で、雇用期間が4ヶ月以内であるか、または労働時間が週20時間以上30時間未満の人
5.学生(ただし、定時制の学生、休学中の学生、卒業予定で卒業後もその事業所に雇用される学生は除外されません。)
6.船員保険の被保険者
7.国や都道府県、市町村などの事業で、離職した場合に給付がある事業に雇用される人

「上の条件からすれば被保険者になるはずだけど、給料から雇用保険料が引かれていないだよ」という場合は、雇い主に確認しましょう。それでらちが明かなければハローワークに申し出ると調べてくれます。

加入させるべき人を加入させていない場合は、雇い主は過去にさかのぼって保険料を納めて、労働者は受給資格を得ることができます。ただし、受給資格間は最長で退職前2年までしかさかのぼれません。

雇用保険には基本手当の他にもいろいろな給付があります。

雇用保険について

求職活動のおおまかな流れ

求職の申込 → 受給説明会 → 求職活動 → 応募選考 →合否決定

求職の申込

職業安定所の担当者に職を探したい旨を申し出ると、「求職申込書」を渡されます。これに就職についての条件(希望職種や賃金)等をに記入します。

求職申込みが受理されると「ハローワークカード」が渡されます。このあと職業安定所に行くときはこれを持参します。また、このとき「〇月〇日の受給説明会に出席してください」と説明会の日時を指定されます。

受給説明会

受給説明会には必ず出席してください。説明会では「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」が手渡され、第1回目の「失業認定日」が確認できます。失業の認定は原則4週間に1度更新する必要があります。

失業の認定を行った日から1週間程で、指定した預金口座に基本手当が振り込まれます。 再就職が決まるまでの間、所定給付日数を限度として、「失業の認定」、「基本手当の受給」を繰り返しながら仕事を探します。

求職活動

求職の申込をしたら、求職活動をします。求職活動をしなければ基本手当を受給できなくなる危険があります。窓口の人に相談したり、求人企業のファイルを見たり、端末で検索したりして応募したい求人情報を探します。

求職登録をすると、ハローワークインターネットサービス上に「求職者マイページ」を開設することができます。ログインアカウントとしてメールアドレスが必要です。

資格・経験等、求人公開カードのすべての要件を満たしていない場合でも、遠慮しないで窓口に相談したほうがよいです。先方に問い合わせてくれて、面接してもらえることがあります。

応募したい会社が決まったら、窓口に申し出ると先方に連絡をとった上で「紹介状」を出してくれます。面接の際にはこの「紹介状」を持参することになっています。

求人票に書いてある内容を鵜呑みにしない方がよいです。残業は本当に少ないか、有給休暇がとれるかなど、気になることがあったら、遠慮しないで面接のときに確認した方がよいです。採用後に続けれなくなるより、自分の条件に合わないことが分かって事前にパスする方がうんとマシです。

求人への応募だけでなく、ハローワークや許可・届出のある民間機関が行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、各種講習、セミナーの受講などへの参加なども求職活動にカウントされます。

応募と選考

指定された日に指定された場所に出向きます。面接だけの場合も、筆記試験があることもあります。どういう試験をするかは求人書類に書いてあるので、把握して出かけましょう。また、履歴書だけ求められている場合でも、職務経歴書も持って行く方がよいでしょう。

採用面接の日は選考をされることを意識し、新卒のときと同じ気構えと準備をして面接に臨みましょう。手を抜くと本当に損をします。

履歴書はスーツにネクタイの写真を。
服装はスーツにネクタイ、白ワイシャツに黒い靴が基本。
派手な化粧は禁物。
派手な車で乗りつけない。
会社に入る前から見られていると意識して行動する。
会社の業務内容は、インターネットなどで十分に把握しておく。
予想される質問に対してはある程度答えを用意しておく。
明るい表情で元気よく、かつ、素直そうな印象を与える努力を。
背伸びをしてウソをつかない。
前の会社をけなさない。
など。

なお、当然のことですが会社の選考は公正におこなわなければならないことになっています。セクハラ質問や侮辱的な質問に耐える必要はありません。我慢してそのような会社に入社しても後々苦労するだけです。早々に辞して、こういう理由で自分から辞退したと職業安定所の窓口に報告するのがよいでしょう。

結果の通知

採否が決定すると、会社から連絡があります。採否の結果を職業安定所に連絡し、不採用の場合は再度求職活動にとりかかります。